ファンクとは、ブラック・ミュージックならではのグルーヴを備えたダンス・ミュージック。これもやっぱり、はずせないカテゴリーではあります。とくれば冒頭に御大ジェームス・ブラウンの代表作「Sex Machine」を持ってくるのは当然。この粘着グルーヴこそがファンクです。しかしジョージ・クリントン率いるパーラメントは、「Give Up The Funk (Tear The Roof Off The Sucker)」さらに混沌とした世界を表現。さらにグラハム・セントラル・ステイションの「It Ain’t No Fun To Me」も、負けず劣らずの粘着性です。
「Jungle Boogie」は、メロウなテイストへと衣替えする以前の初期クール&ザ・ギャングの大ヒット。ポップでタイトなグルーヴが気持ちよすぎますね。同じく、まだアフロヘアにしていた頃のライオネル・リッチーを擁するコモドアーズの「Slippery When Wet」も、後期とは対照的で強烈。後期は後期で悪くないけど、この熱さも体験しておいて方がトクですよ。あ、それからオハイオ・プレイヤーズ「Fire」の重量級グルーヴもお忘れなく。というあたりで、ニューオリンズ・ファンクも織り込みましょう。ミーターズの「People Say」は、この地のファンクならではの魅力に満ちています。
当時、プリンスのライバル的な扱いも受けていたリック・ジェームスの「Give It To Me Baby」は、ギターの音色も痛快でアグレッシヴな楽曲。ヴォコーダーが強烈なザップ「Dance Floor」とキャメオの大ヒット・ナンバー「Word Up!」と、シメには80年代ファンクもご用意しました。