楽しかった一日もいよいよ終わり。帰り道では、意図的にセンチメンタルな気分に浸ってみるというのもひとつのテです。そこで後半トラック・リストの冒頭には、シンミリしたいときの王道というべき10ccの名曲を。いきなりこうくると感傷的な気分で悪くないでしょ? ただ、そうはいっても寂しい気分のまま岐路につくというのも考えものですから、ジェイムス・テイラーに暖めてもらいましょう。
そして後半最大のツボこと、ハウスマーティンズの 「Caravan Of Love」へ。ダンス・ミュージック界のヒーローであるファット・ボーイ・スリムことノーマン・クックが在籍していたグループで、もちろんこの曲はアイズレー・ブラザーズのカヴァー。夕暮れに似合いそうな、ゆったりとしたミディアムです。
で、同じ夕方には、チャイナ・クライシスのメロウなヒットや、おしゃれなフレンチ・ユニット、リリキューブのトラックあたりもぴったりフィット。AORの傑作として知られるアンブロージアの「Biggest Part Of Me」、トッド・ラングレンの普遍的名曲「Can We Still Be Friends」、「Breakfast In America」でおなじみスーパートランプの知られざる佳曲「Oh Darling」、そしてノルウェーの秘宝ロイクソップの「Sparks」と、ジャンルレスな流れに身を委ねて一日の終わりに備えましょう。
そしてラストは、マイケル・フランクスのミステリアスなヴォーカルでシメ。帰宅後のビールが楽しみになってくるかもしれませんよ。