Music Loungeとは?
TOP
>
スペシャル特集 インデックス
>
「アーティスト特集」インデックス
> アーティスト特集 大西ユカリと新世界
昭和歌謡の名曲を、独自の洒落っ気と愛情でカバーしたアルバム『昭和残唱』が好評の大西ユカリと新世界。彼女の歌唱力とツボを押さえた選曲は、まさに平成のゴッド・ネーチャンの異名を放つ彼女らしく、全編ソウルに溢れたラインアップ。「昭和歌謡といっても膨大な曲があるけれど、自分の大好きなソウル・ミュージックが一番麗しかった時代というのが60年代から70年代で。その時代にスポットを当てながら日本の映画とか絵巻ものを見てるような感じに仕立てたんです。」 アルバムのイントロ『どスケベ!』のシャウトで面食らいながらも、R&Bの隠れ名曲の和田アキ子「女王蜂のフーガ」から始まるところも彼女ならでは。「曲があまりにも素晴らしいから、失礼になってはいけないと思って。アルバム全体に関しても、デビューのときから構想は練りつつ、ここへきて初心に帰りたくて。このタイミングでやっておけば、次にまた色んなことやりやすいな、と。」
そんな彼女の“原点”にはブラックミュージックの魂が塗り込まれている。「小さい頃は三つ子の魂とか、あと中学生の頃はたのきんトリオとか聞いたり。野口五郎さんも好きでしたね。でも!!シャネルが出てきたときに『GOOD BYE!!五郎』って感じで(笑)、どんどん黒い音楽にハマッていきましたね。前にアメリカのニュー・オリンズに行った時、ゴスペルの聖歌隊の歌声を聞いて感極まったんですよね。あのとき、軽々しい気持ちで歌はやっちゃいけない!って思って。もっと自分の言葉で発信できないかなって思ったんですよね」
そんな“きっかけ”は彼女のアーティスト・ネームにも関連する。「大阪の新世界というのはあくまでも呼び名なんですが、そこは昔、博覧会があったところなんですよ。映画とかお芝居とか色んなものがあって、世の中に新しい風を入れようとしていたんですね。自分が音楽をやろうと思ったときも『これが新しい世界だ!』と言いたかったのと、あとは【鶴岡雅義と東京ロマンチカ】みたいに、誰それと何処どこ、みたいなのに惹かれて(笑)。自分もピンでやっていたので、この新世界というのをつけることで、大阪の人にも気づいてもらえて、また色んな人にも新世界という名前で気づいてもらえればいいなってとと思ったんですよね。そんな“きっかけ”をこの新世界という名のもと、音楽を通して発信していきたいです」
彼女自身、このサイトユーザーと同じ40代。「40代の気持ちはよくわかります(笑)。やっぱり、40代の方達が懐かしむ音楽っていうのは、自分達が豊かに育った子供のときの曲とか、学生時代の曲っていう60年代、70年代だと思うんですよね。ただ、昔のものを全て再現しようと思っても、髪形も洋服の流行も違うんで、無理に昔に戻ろうとするのではなく、普通に口ずさんだりとかするのがいいのかなと。時間や心にも余裕が出来てきた今、「あの曲なんだっけ?」って色々と検索してみるのも面白いかもしれないですね」
01.
女王蜂のフーガ −1970年 和田アキ子−
02.
マンハッタンブルース −1972年 青山ミチ−
03.
待っている女 −1972年 五木ひろし−
04.
横須賀エンジェル −オリジナルナンバー−
05.
Hold On! I’m A comin’ −1967年 サム&デイブ−
06.
八月の濡れた砂 −1972年 石川セリ−
07.
夏の日の想い出 −1965年 日野てる子−
08.
釜山港へ帰れ −1981年 李 成愛−
09.
番格ロックのテーマ −1974年 キャロル−
10.
涙のかわくまで −1967年 西田佐和子−
11.
かもめ −1969年 浅川マキ−
12.
ヨイトマケの唄 −1966年 美輪明宏−
13.
ざんげの値打ちもない −1970年 北原ミレイ−
今回登場の大西ユカリにインスパイアを受け、“和モノ女性アーティストのまとめ聴き”をご提案。ジャンルもタイプも様々ですが、先入観を持たずに接してみれば「こんなにかっこいい女性シンガーが日本にいたのか!」と改めて驚かざるを得ない意外な収穫をゲットできるはずです。
まずトップを飾るのは、やはり大西ユカリと新世界のナンバーから。「Hold On! I'm Comin'」は、黒人男性デュオ、サム&デイヴの名曲をオリジナアルに負けず劣らずの迫力で歌い上げる名曲。
また奥村チヨ&レオ・ビーツがザ・ピーナッツのヒット曲をリメイクした「恋のフーガ」や、同じレオ・ビーツと木の実ナナのコラボ「バラ・バラ」、安西マリア「早いもの勝」などを耳にすれば、数十年前の日本の歌謡曲がいかにハイレベルであったかがわかるでしょう。
もちろん岡崎友紀「おくさまは18才」のような元祖アイドル・ソングや、中原めいこや庄野真代のニューミュージック・クラシックスもしっかりチェック!
そしてラストは黛ジュンによるボサノヴァ・スタンダード「おいしい水」から、先ごろ惜しまれながら他界した本田美奈子の遺産「アメイジング・グレイス」でしっとりと…。(選曲/印南敦史)
このページはトラックバックが可能です。
(
トラックバックとは
)
この記事のトラックバックURL
http://www.ongen.net/trackback/tb.php?no=1189511
■トラックバック一覧
ご利用規約
サイトポリシー
会社概要
個人情報保護方針
個人情報の取り扱いについて
Copyright (C) 2008 USEN CORPORATION All Rights Reserved.