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FEATURED ARTIST 遠藤ミチロウ 特集 

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日本のパンク・ロックを代表する伝説のバンド、ザ・スターリン。過激なパフォーマンスでマスコミを賑わし、怒りと絶望に満ちた歌詞の中に、詩的ともいえる独特の世界観を表出していた遠藤ミチロウ。メジャー・デビュー25周年を記念するBOXセット『飢餓々々帰郷〜遠藤ミチロウの軌跡』がリリースされ、デビューから現在に至る、ロックの放浪者としての姿を、ここで再確認することが出来る。スターリンを知らない世代にも、このBOXセットはリアルな衝撃を与えるはずだ。現在、アコースティック・ソロや複数のユニットで活動する遠藤ミチロウ氏にインタビューすることができた。

◆BOXセットについて

-----選曲とかのコンセプトは?
 選曲は僕だけじゃないですが、最終的にはこれでいいんじゃないかって、僕が監修っていう形でOK出しました。その辺は、みんなの意見も取り入れつつ。コンセプトとしては、基本的にはベストという形なので、デビューから現在まで、僕にとって重要な曲をメインにしたんですが、それだけだと既に発表された曲だけになってしまうし、未発表の曲とか意外な曲が入ってて、“あっ、そうなんだ”みたいな要素もたくさん入れようと思ったんですね。やっぱり、レアな音源とか映像がないとね、今までずっと買ってくれてた人も更に欲しくなるような。僕も25年間やってきて、実際には27年間なんですけど(笑)、オモテの部分だけじゃなくて、カゲの部分も見えるような…、例えば、昔メチャクチャやってたライブも、今までは言葉でしか説明されてなかったけど、実際どんなことをやってたんだろう、というのが映像ではじめてわかる。そういうのをいっぱい入れたかった。

-----DVDに慶応大学の学園祭の時の映像が入ってますが、音が入ってないですね…。
 アレは、PAがいないんですよ。僕等の前に“非常階段”が出て、PAが怒って帰っちゃった。僕等がやろうとしていたことを先にやっちゃったんで(笑)。消火器をバラまいちゃった。それでPAが誰もいなくなって、しょうがないから拡声器(ハンドマイク)をもってうろついてるだけっていう映像です。ただ、雰囲気が伝わればと思って。

-----BOXに歌詞の制約で入れられなかった曲とかあるんでしょうか?
 メジャーから出たやつはどれもOKなんですけど…。今回のやつは、前だったらダメだけど、今回はOKみたいなものも入ってますね(笑)。「冷蔵庫」とかも入ってますしね。本当は、徳間ジャパンから最初の『STOP JAP』を出すときに、最初に録音したテイクがレコ倫を通らなかったんです。それで、歌詞を修正してもう一回ミックスして出し直したんです。これが今出ているやつなんですが、歌詞を40箇所くらい直したんですよ(笑)。で、今回、レコ倫に出す前のテイク(NGバージョン)を探したんですけど、ちょっと見つからなかったんですね。

-----2005年に出したDVD『55歳5夜ライブ』との違いは?
 あれは、アコースティックになってからの世界、僕があの時点(2005年)でやってるいろんなバンドやユニットをいっぺんに見せようという企画ですね。現在の遠藤ミチロウを全部見せようというものです。今回のBOXは縦軸で、『55歳5夜ライブ』は横軸ですね。だから今回のDVDには、現在のアコースティックものは2曲くらいしか入っていないです。

-----初CD化となる「ミスター・ボージャングルス」について
 あれは、アコースティックになってからやり始めた曲で、好きになったのはもっと前、20歳くらいの時かな。ニッティ・グリッティ・ダート・バンドの曲を聴いて好きになって、その後にジェリー・ジェフ・ウォーカーのオリジナルを聴いて、ニーナ・シモンとかいろんな人が歌ってますね。ニーナ・シモンのものが一番好きだったかな。あの日本語詞は訳でも何でもなくて、本当は旅芸人の歌なんですけど、知り合いが死んだ時、火葬場の煙突から昇っていく煙を見ながら思いついた歌詞で、原曲とは何の関係もないんです。

◆スターリンからソロへ

-----バンドの時とソロになってからの表現の違いは?
 それは違いますね。バンドの時は楽器を弾かないし。楽器を弾きながら歌うのと弾かないで歌うのでは全然違いますから。最初、ソロになってギターを弾きながら歌い出したときは、歌よりもギターの方が心配で(笑)。今でもそうです。あんまり楽器弾くの得意じゃないんですよね(笑)。

-----スターリン時代のパフォーマンスについて
 あれは目立つためですよ(笑)。最初、普通にやったら全然受けなかったから。目立つためには嫌われることです。人に嫌われるようなことをやると目立つんですよ。嫌われないで目立つにはお金がかかるんです(笑)。スターリンという名前が一番嫌われている名前だといっても、それは我々と同世代の話であって、あの当時の若い人達にはピンとこなかったんじゃないんですか? 誰だかわかんないっていう。僕等みたいな学生運動世代には、すぐわかりますけどね。バンドのスターリンを知ってから、歴史の時間でスターリンが出てくるところだけ真面目に聞いてたっていう奴もいましたから(笑)。

-----東京ロッカーズのシーンとのかかわりは?
 あの頃はただのファンですよ。見に行ってただけで。自分はまだアコースティックで歌ってましたから。東京ロッカーズの連中とか、ディーヴォとかを見て、それでバンドやろうっていう、触発はされましたけどね。でも、スターリンを立ち上げた頃は、東京ロッカーズはもうなくて、パンク・シーンじゃなくなってて、世の中ニュー・ウェイヴだったんですね(笑)。YMOとかが全盛で。売れてるパンク・バンドっていわれてたのが、RCサクセションやアナーキーとか、僕等のストリートから出てきた感じじゃないバンドがパンクって呼ばれてて、なんか違うなと…。

-----スターリン時代、歌詞は果たして観客に伝わっているのか、というギャップは感じませんでしたか?
 普通のパンクのライブって、歌詞はほとんど聴こえてないんじゃないですか? 他の人のライブを見てもほとんど聴こえてなかったし。でも、なるべく歌詞はわかるようにしたかったんで、僕等のアルバムって他よりもボーカルのレベルが高いんじゃないかな。ライブでは歌詞がわからないから、パフォーマンスで行けッ、ていうのもありましたね。歌詞の内容が伝わっているかどうかっていうのは、アンプラグド・パンクでも一緒ですね。歌っている本人の意味することと、聞いてる人が受けとる意味合いがズレてるっていうのは昔から変らないですよ。ちゃんと歌詞の聴こえるCDを聴いても、人によって解釈は違うんですから。それで構わないと思いますけど。自分で自分の歌を説明するのも何か変ですからね。説明すると限定することになるから。こっちが思ってない違う感覚をその人が受け取るのも、それはそれで楽しいことだし。

-----スターリン時代の曲で、逆に今の時代にフィットしている曲ってありますか?
 MJQでやってる曲なんか8割がたスターリンの曲ですよ。特に挙げるとすれば「オレンジTIME」とかかな…。でもどの曲もそんなに時代とズレてるって感じはしないですね。スターリンの曲をそのまま聴いても、別に古い感じはしない。自分で聴いてもね。それは多分いろんな意味に取れるからじゃないですか? 当時はこんな風に聴こえたけど、今聴くと別な角度で聴こえちゃうということがあるから、古くならないんじゃないかな。

-----現在のバンド活動とソロについて
 一人でやる時は一人で完結しちゃうんで。バンドでやる時は、僕等リハーサルをしないバンドなんで、一発勝負という緊張感はありますね。特にノータリンズ(NOTALIN'S)をやる時は、相手がどういう音を出してくるかお互いが感じながらやるので、そういう緊張感はもの凄いありますね。出来不出来もありますけど。毎回違いますね。前にどういう風に弾いたかなんて覚えていないし(笑)。MJQの場合は、もっとカチっとバンドっぽいです。リハはしないですけど(笑)。

-----現在のライブには、昔のスターリンを知ってる人もくるんですか?
 もう、実際のスターリンを知らない人ばっかりじゃないですか? 実際にスターリンを見たことのある人とかは、もうそんなに来ないですよ。40過ぎてますからね(笑)。「ザ」の付かないスターリンを見たとか、ビデオ・スターリンを見たとか、スターリンは見たことがないけどファンだったっていう人は来ますけどね。基本的にはアコースティックになってからのファンですね。僕なんかの子供世代のファンの方が多くて、20代後半とか。ライブが終わってファンと話していて、親の年を訊くと、僕よりも年下だったりすることが多いんですよ(笑)。彼等の目に僕はどんな風に映ってるんでしょうね…。

◆学生の頃に受けた影響など

-----大学時代、コンサートの企画・招聘をやっていたという話を聞きましたが?
 大学の頃は、“ミチロウ・プロ”っていうのを作ってて、遠藤賢司さんとか、友部正人さんとか、ディランUとか、URC系の人達ばっか呼んでました(笑)。好みの人達だけですね。ロック喫茶(飲み屋)もやってました。店を譲ってくれた人が店の名前(「ジェスロ・タル」*イギリスのロック・バンド)だけは変えないでくれっていうんで、まあジェスロ・タルも嫌いじゃなかったんで、そのままの名前でやってましたけど。

-----昔はどんな曲を聴いていたんでしょうか?
 高校のとき最初に買っアルバムがドアーズですし、はじめて買ったシングル盤もドアーズの「ハートに火をつけて」でした。その前に、ジェファーソン・エアプレインの「あなただけを」を聴いて、あれで洋楽に目覚めたという感じですね。ビートルズが来日した頃(中学2年頃)って、僕は全然ロック少年じゃなかったですから。サイケデリックから洋楽に入ったんです。

-----歌詞の影響はどこから?
 影響っていうのはほとんどないですけど、唯一あるとすれば、三上寛さんの、あの人の書く日常的な言葉を使ったシュールな世界っていうのには影響を受けましたね、あの手法というか。人の歌詞の影響ってあまり受けてないですね。ただ、もともと詩は書いてたので、文学少年だった頃に、詩人から受けた影響はありますけどね。高村光太郎や萩原朔太郎とか…。僕の田舎が高村光太郎の「智恵子抄」の舞台なんで。萩原朔太郎の隠微な世界というのは今につながっていますね。それから現代詩になると、石原吉郎とか、長田弘とか、吉本隆明とか、やっぱり影響は受けてますけど、俺にはこれは書けないなと。それから歌詞になっていった。歌詞を書くきっかけになったのは、ジャックスを聴いてですね。

-----歌詞が異様に長い曲がありますよね?
 一種の朗読ですよね(笑)。朗読に自分でBGM付けてるみたいな。昔のウディ・ガスリーがやってたトーキング・ブルースにも近いし、友部正人さんの「大阪にやってきた」とかも、そんな感じですよね。多分、その辺から影響を受けてると思いますけど。自分で実験してる部分もあるんですよ。歌を作るにあたって、こんな歌もありかっていう。99%他からの引用で、最後の一言だけ自分の歌詞を入れたりとか…。新聞記事をそのまま歌にするとか…、そんな実験をいろいろやってて。

-----アドリブは効くんですか?
 アドリブできると思うでしょ?これが出来ないんですよ、意外と難しくて(笑)。アドリブした後がグチャグチャになっちゃう。あういう長い歌詞はアドリブをやろうにも出来ないですよ。

◆今後の活動について

-----静かな曲調の曲を増やしていくことは?
 バランスはそんなに変らないと思いますよ。激しいものもあれば、静かなものもある。バンドだと静かな曲ってできないんで。その欲求があって、アコースティックになったら静かな曲をたくさん作りたかった、ということはありますね。バンドでもノータリンズの場合はやりますよ、逆に静かな曲が得意なんですよ(笑)。

-----今後の活動で新しいことに挑戦することは?
 ノータリンズとか、M.J.Qとか、自分のソロとかの中でやっていく形で、別に他のバンドをやるということはないんじゃないですか。M.J.Qが新しいサウンドに踏み込んでいくとか、そういう形ですよね。活動的には外国でやりたいなっていうのはあるんですけど。特に、ノータリンズとかM.J.Qとか、たぶん外国に無いタイプのバンドなんで、やってみたいですね。近いうちにトライしますけど。

“アンプラグド・パンク”といういう呼び名で、スターリン時代の楽曲をさらに研ぎ澄ませているM.J.Q、フリーキーなプレイが脳髄に突き刺さってくるようなNOTALIN'Sといったバンドでも新境地を見せる遠藤ミチロウ。永遠の放浪者として、その屹立する個性に磨きがかかる。

(取材&Text:遠藤哲夫)
Track List
THE STALIN   『STOP JAP』1981/07/01 Release ダウンロード価格 
アルバム \1,750(税込)
トラック 各\210(税込)
01. ロマンチスト  >>試聴
02. STOP JAP  >>試聴
03. 極楽トンボ  >>試聴
04. 玉ネギ畑  >>試聴
05. ソーセージの目玉  >>試聴
06. 下水道のペテン師  >>試聴
07. アレルギーα  >>試聴
08. 欲情  >>試聴
09. MONEY  >>試聴
10. STOP GIRL  >>試聴
11. 爆裂(バースト)ヘッド  >>試聴
12. MISER  >>試聴
13. 負け犬  >>試聴
14. アレルギーβ  >>試聴
15. ワルシャワの幻想  >>試聴
16. LIGHT MY FIRE 《ボーナス・トラック》  >>試聴
17. アレルギー (single version)《ボーナス・トラック》  >>試聴
18. NO FUN (single version) 《ボーナス・トラック》  >>試聴
19. ワルシャワの幻想(未発表ライヴ)《ボーナス・トラック》  >>試聴
20. アーチスト(未発表ライヴ)《ボーナス・トラック》  >>試聴
THE STALIN 

『虫』1983/04/25 Release ダウンロード価格 
アルバム \1,750(税込)
トラック 各\210(税込)
THE STALIN 『フィッシュ・イン』1986/12/21 Release ダウンロード価格 
アルバム \1,470(税込)
トラック 各\210(税込)
M.J.Q   『unplugged punk』2006/09/27 Release ダウンロード価格 
アルバム \1,750(税込)
トラック 各\210(税込)
01. 負け犬  >>試聴
02. 自滅  >>試聴
03. Sha.La..La  >>試聴
04. オレンジTIME  >>試聴
05. 下水道のペテン師  >>試聴
06. 溺愛  >>試聴
07. 24時間愛のファシズム  >>試聴
08. STOP GIRL  >>試聴
09. 限りある限り  >>試聴
10. 音泉ファック  >>試聴
11. 結末  >>試聴
12.   >>試聴
遠藤ミチロウBOX  『飢餓々々帰郷』  〜遠藤ミチロウの軌跡〜2007/02/21 Release 徳間ジャパン
TKCA-73159 \7,000(税込)
*CD+DVD(CD3枚組+DVD1枚)
遠藤ミチロウ本人監修による、メジャー・デビューから25年の軌跡。ベストな選曲+レア音源が詰まった3枚のCD(全56曲)と、初収録の貴重なライブ映像を含むDVD(全20曲)のBOXセット。1981年10.31の法政大学ライブの未発表音源を7曲収録している。DVDの紙ジャケットには、自主制作盤『Trash』を飾るはずだった宮西計三氏のイラストが使用されている。未公開写真、全歌詞、楽曲データを含む66ページの豪華ブックレットも必見!
Profile
遠藤ミチロウ 1950年11月15日 福島県二本松市生まれ。
大学(山形大学)卒業後、東南アジアを放浪。その後、上京してギター弾き語りを始めるが、セックス・ピストルズやパティ・スミスに感化され、1979年4月に“コケシドール”というバンドを結成し、“バラシ”“自閉体”を経て1980年6月に、“THE STALIN”結成。その年の9月にソノシート「電動こけし/肉」をリリース。ライブでは豚の臓物を客席に投げこんだり、全裸になるなどの過激なパフォーマンスが話題となる。

12月にライブ・レコーディングを含むアルバム『トラッシュ』を自主制作で発売。初回1000枚は即、完売。石井聰亙監督の『爆裂都市』にマッド・スターリンの名で出演し、1982年7月1日、徳間音工より『STOP JAP』でメジャー・デビューを果たす。 1983年にはメジャー2作目の『虫』をリリース。この2枚のアルバムは、オリコン・チャート上位に食い込む程のベストセラーとなる。

1984年に、宝島カセットブックとして、遠藤ミチロウの初ソロとなる『ベトナム伝説』を発表。84年11月に自主制作盤『Fish Inn』をリリースするが、1985年1月にザ・スターリン解散。その後は、“Michiro,Get the Help!”、“VIDEO-STARIN”を経て、1989年に新生“STALIN”を結成。アルファ・レコードに6枚のアルバムを残した。

1993年にスターリンを解散、以降はアコースティック・ソロの形態で全国のライブ・ハウスを廻るツアー活動を開始。2002年からは“NOTALIN'S”を、2004年からは“M.J.Q”を結成し、ソロと並行して複数のバンド活動も始めている。

Information
遠藤ミチロウ Live Schedule
2007/03/22 (木) 唐津 リキハウス 0955-73-7142
2007/03/23 (金) 大分 Tops 097-533-0467
2007/03/25 (日) 延岡 TAM  0982-37-5937
2007/03/26 (月) 宮崎 ウェザーキング 0985-25-9500
2007/03/30 (金) 盛岡 クラブチェンジ 019-652-7182
2007/03/31 (土) 久慈 久慈ユニティ 0194-52-1365(小田)
2007/03/01 (日) 八戸 ROXX 0178-46-1889
2007/04/01 (日) 八戸 ROXX 0178-46-1889
2007/04/03 (火) 吉祥寺 プラネットK 0422-21-7767 出演:M.J.Q /qyb/うつみようこ&YOKOLOCO BAND
2007/04/06 (金) 名古屋 得三 052-733-3709
出演:PANTA / 遠藤ミチロウ / THE DUET / きゃらめるまん
2007/04/07 (土) 京都 都雅都雅  03-5350-5800 出演:PANTA / 遠藤ミチロウ / THE DUET / VELVET-PAW
2007/04/08 (日) 大阪 Knave  06-6535-0691 出演:PANTA / 遠藤ミチロウ / THE DUET / ストロベリー ソング オーケストラ
2007/04/12 (木) 甲府 ハーパーズミル 055-233-3157
2007/04/13 (金) 松本 菜じゃ 026-334-4393
2007/04/14 (土) 上越 メモリー 0255-24-2914
2007/04/21 (土) 横浜 グッピー 045-241-3166
2007/04/22 (日) 渋谷 屋根裏 03-3477-6969
2007/04/27 (金) 上野 センセーション 03-6809-8885  ※遠藤ミチロウ+山本久土
2007/04/29 (日) 渋谷 アピア 03-3463-9590
2007/04/30 (月) 名古屋 クラブクアトロ 052-264-8211
Links
Music Lounge Artist Special Play List Vol.16
遠藤ミチロウが影響を受けた10曲M1  からっぽの世界  ジャックスM2  夢は夜ひらく  三上 寛M3  THE END  ドアーズM4  あなただけを  ジェファーソン・エアプレーンM5  It’s Allright,Ma  ボブ・ディランM6  悪魔を憐れむ歌  ローリング・ストーンズM7  I Wanna Be Your Dog  ストゥージズセックス・ピストルズM9  20th センチュリー・ボーイ  T.レックスM10  北帰行  小林旭
サイケデリック・ロックに目覚め、ジャックスに衝撃を受け、パンク・ロックへと突っ走った青春の日々。

ここに挙げた「影響を受けた10曲」は、あらかじめ多めに選んでいただいたリストの中から、こちら側で10曲チョイスさせていただいたものです。OnGenで配信のない曲も含めて、他にも以下のような曲がリストアップされていました。

カルメン・マキ「時には母のない子のように」
三橋美智也「達者でナ」
ルー・リード「ワイルドサイドを歩け」
ジャニス・ジョップリン「サマータイム」
CCR「I Put A Spell On You」
ジュリー・クルーズ「Voice Of Love」
戸川純「蛹化の女」
北原ミレイ「懺悔の値打ちもない」
クリス・クリストファーソン「ミスター・ボージャングルス」
ドアーズ「Break On Through」
ボブ・ディラン「My Back Pages」
ジャックス「マリアンヌ」


インタビューの中でも語られているように、ジェファーソン・エアプレインを聴いて洋楽に目覚めたミチロウ氏は、当時の最も先鋭的なアーティストであったドアーズやボブ・ディランに影響を受けたことがわかる。ドアーズは「The End」の他にも「Break on through」を、ディランは「It’s Allright,Ma」の他に「My Back Pages」をフェイバリット・ナンバーとして挙げている。60年代後半は、サイケデリック・ロックが注目され、ヒッピー・ムーブメントも日本に飛び火してきた時代である。ジャニス・ジョプリンの登場も衝撃的で、ここでは、ジャニスの「サマータイム」をリストアップしている。ミチロウ氏自身、ヒッピー・ムーブメントに感化を受け、放浪中にコミューンで過ごしたこともあると言っていたが、ジャニスが、ヒッピー・ソングの代表ともいえる「ミー・アンド・ボギー・マギー」を歌っていたことが思い出される。そのオリジナルはクリス・クリストファーソンによるものだった。

日本のアーティストでは、三橋美智也や小林旭については、彼等の独特な“さすらい感”に惹かれたのではと思われる。そして、ジャックスとの出会い。早川義夫さんの本屋まで押しかけて、話込んだことがあるというミチロウ氏は、ジャックスを聴いて、それまで書いていた“詩”から、“歌詞”に目覚めたそうだ。フォークでは、三上寛からの影響も大きい。

住んでいたアパートの前にあった喫茶店で、セックス・ピストルズやパティ・スミスを聴いて、パンク・ロックへと突っ走るミチロウ氏であるが、元祖パンクといえる、ストゥージスや、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドからソロになったルー・リード、そして、グラム・ロックのマーク・ボラン=T.レックスを挙げているのも頷ける。スターリンの初期には、ドアーズの「Light My Fire」と並んで、イギー・ポップ(イギー&ストゥージズの「No Fan」をカバーしていた。ステージ・パフォーマンスでは、ドアーズのジム・モリソンやイギー・ポップに影響を受けたことは間違いないと思われる。

ジュリー・クルーズや戸川純を挙げているあたりに、ミチロウ氏の女性の好み(?)が見えるような気がして興味深い。

 
>>試聴 アナーキー・イン・ザ・UK Sex Pistols >>試聴 >>試聴 I Wanna Be Your Dog >>試聴 ストゥージズ




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からっぽの世界 ジャックス >>試聴 THE END ドアーズ >>試聴 悪魔を憐れむ歌 >>試聴 ローリング・ストーンズ 20th センチュリー・ボーイ T.レックス >>試聴 北帰行 小林旭 >>試聴