ルイ・プリマはルイ・アームストロングの影響を受け、スウィング・ジャズからジャンプ・ブルースやジャイヴまで幅広い芸風を持つ。ベニー・グッドマンのレパーリーとして有名な「Sing,Sing,Sing」や、「Just A Gigolo」をデヴィッド・リー・ロス(元ヴァン・ヘイレン)がカバーしたことでも知られる。
白人女性ジャズ・ボーカルの最高峰、アニタ・オデイの名盤中の名盤『Anita Sings The Most』。オスカー・ピーターソンのコンボがバックを勤め、ハスキーで艶のあるボーカルが絶品。「Old Devil Moon」は『ムード・スウィングス』でカバーされた。
ビリー・ホリデイに関してはインタビューの中でも語られているとおり、ジャズを歌う上での原点。ダイアナ・ロスがホリデイ役を演じた『ビリー・ホリディ物語』という映画もある。「God Bless The Child」は勿論、『アキコズ・ホリディ』にも収録。
スキャット唱法からしっとりとしたバラードまで、何をやっても凄いのがエラ。まさにジャズ界のキングとクイーンの共演となったのが、ルイ・アームストロングとの『Ella and Louis』。「A-Tisket, A-Tasket」は、チック・ウェッブのビッグ・バンドで歌っていた時の大ヒット曲。『Get Happy!』のものは再録バージョンです。
サラ・ヴォーンは、ホリデイ、エラと並ぶ3大ジャズ女性ボーカル(カーメン・マクレエが入る場合もある)の一人で、モダン・ジャズ界最高のテクニックと深い情感はオペラ歌手をも凌ぐ?「Lullaby Of Birdland(バードランドの子守歌)」や「Misty」ではなく、「Cherokee」を選ぶあたり、かなりのジャズ通ですね。『コラージュ』に収録された未発表テイク「Prelude to a Kiss」は、サラの『Swingin' Easy』でも歌われていました。