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FEATURED ARTIST 上松美香 特集 |
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季節の香りを運ぶ、アルパの音色。
南米の楽器アルパ(ハープの一種で、インディアン・ハープとも呼ばれる)奏者として、日本を代表する上松美香。2000年のアルバム・デビューから、今年の6月にリリースされた最新アルバム『アニパ』まで、 7枚のオリジナル・アルバムを送り出し、日本にアルパの魅力を伝えてきた。ジャンルを越えた独自の感性、キュートなルックスと抜群の演奏力で、幅広いファンの心をつかみ、今年は“上松美香コンサート2006 春夏秋冬”として季節ごとにコンサートを開いている。丁度、その“春”のコンサートの模様を収めたDVD『上松美香LIVE! 2006春』が発売されたのを機に、上松美香さんにインタビューすることができた。
◆今回のDVDに収められた、コンサートのコンセプトは何ですか?
「“春夏秋冬コンサート”を1年を通して企画していて、その中の“春”のイメージを出したコンサートです。季節毎に、新曲(オリジナル曲)を作って発表しているんですが、ここにも3曲の新曲が入ってます。いずれ、春夏秋冬の新曲を集めたアルバムを出せたらいいなと思ってます」
◆オリジナル曲中心の『mika AGEMATU』や、アニメ・ソングのカバー集である『アニパ』の発売もあり、コンサートに来てくださる客層もかなり違ってきているのでは?
「そうですね、以前は、南米音楽が好きな40代から50代くらいの方が多かったんですけど、今は20代から30代くらいの方も多くなってるかな〜と(笑)。アルバムを重ねてきて、南米音楽のファンの方はもちろん、新しくファンになって下さった方も聴きに来ていただいているので、とても嬉しいです」
◆『アニパ』では、どんな風に曲を選ばれたのですか?
「アニメ作品自体が好きなのはもちろんですけど、アルパで弾いたらこんな風になる、というのが楽しみな曲を選びました。ジブリ作品を入れたのは、以前から久石譲さんの曲が大好きで、こんな曲を書けたらいいな〜と思っていたので。初めてアルパでアレンジした曲は、「となりのトトロ」でしたし。自分のオリジナル曲でもかなり久石さんの影響は強く受けています。『アルパ』が出来上がって見てみたら、CDのブックレットに、録音の合間に遊びで描いたイラストが全部掲載されていたのにはビックリしましたけど(笑)」
◆『魔女の宅急便』の曲とか、小学生くらいの子どもがピアノ教室とかで、丁度習ったりする曲ですよね?
「自分もそうだったんですけど、こういう曲に憧れて、教室に通って、自分も絶対に弾けるようになりたいと思う曲じゃないですか。今でもそういう気持ちって変わらないですよね。『アニパ』は、ジブリ作品のカバーがたくさん入っているので、やっぱり、お母さんたちがよく買って下さるみたいです」
◆『mika AGEMATU』はオリジナルの曲が中心で、インストゥルメンタルなんですが、曲自体の深さというか、メロディを聴いていると、自然と歌詞が頭に浮かんでくるような感じがしたんです。「手紙」や「春花」、「Eternity 〜悠久〜」など。ご自分で曲を作っていて、“歌詞”が頭の中のどこかにあったりするんですか?
「オリジナルを収録したのは、このアルバムが初めてなんですけど、曲自体は、割と自然に生まれてきますね・・・・。口ずさみながら作る曲もあるし。音楽も大事だけど、言葉もすごく大事ですよね。タイトルと曲がリンクすることを望んでいるので、そういった部分を考えてるのかなって思います。自分では歌が歌えないので、歌に対する憧れがあるんだと思いますね。オリジナルを作るのって楽しいんです(笑)。カバーは、アレンジの勉強にもなっています。その成果がオリジナルに反映して、生きてくるのです。だから、カバー・アルバムとオリジナル・アルバムの両方を今後も出していけたらいいなと思います」
◆アルパという楽器をはじめたきっかけは?
「母親がやっていたということもあるんですが、やらなきゃだめ、とか言われたわけではなくて、自分から何か楽しそうだなと思って始めたんです。それまでは、お琴とエレクトーンとピアノをやってました。お琴は結構好きです。私って、弦を弾く楽器が好きなみたいで・・・(笑)。アルパって楽譜が無いんですよね。そんなところもいいな、と思いました。
アルパという楽器は、南米の楽器で、ブラジル以外のほとんどの国にある楽器ですけど、形も弾き方も国によって違ったりします。半音の調節が出来ないので、ジャベ(元はチューニング・キー)といわれる指にはめるリングのようなもので半音の操作をします。自分ではアルパは3台持っていて、アイリッシュ・ハープのようにレバーで半音調整できるものも持ってますが、結構難しいですね(笑)」
◆2003年に一時、活動を休止されてアイルランドやパラグアイに行かれてますが、アイルランドに行かれたのは何か理由があったのですか?
「アイリッシュ・ミュージックに興味があったのと、アイリッシュ・ハープの奏法を実際に見てみたかったというのが強いですね。アルパって弦を爪で弾くんですけど、アイリッシュ・ハープも昔は爪で弾いていたらしくて・・・。アルパって南米の、結構アグッレシブな演奏もあるんですけど、アイリッシュの音楽も、凄い早弾きだったり、曲自体に変化があるので、普通のハープじゃ考えられないような弾き方もするので、それが魅力的だったので。
『mika AGEMATU』に入ってる「妖精の踊り」という曲は、アイルランドの人達に聞いてほしいなと思って作った曲ですね。最初は、チーフタンズを好きになって、デレク・ベルというハープ奏者の人がいるんですけど(残念ながら、2002年に亡くなる)、アイリッシュ・ハープを何台も使ってユニゾンで弾いてるのがあって、それを何度も何度も聴いて、それで行きたくなったというのもあるんです」
◆お生まれが長野の安曇野だそうですが、南米のパラグアイとかと似ているところはあるんですか?
「そうですね〜。人も街ものんびりしているところが似てるかな・・・(笑)。あと空が広いところ。でも日本はいいな〜って思いますよ。今回、曲を作るにあたって、春夏秋冬、全部信州に帰って曲作りをしてるんです。その時の季節の香りをかぎたくて。信州に帰ると、季節によって匂いが違うんです。その匂いって言葉には出来ないので、音にしたいなって思うんです」
◆最後にファンの皆さんに一言をお願いします。
「アルパって、まだ日本には馴染みのない楽器かもしれないんですが、アルパを知ってる人も知らない人も、『ANIPA』を聴いたり、DVDを見たりして“笑顔”になってもらえたら、とても嬉しいなと思います」
(取材&Text:遠藤哲夫) |
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DVD:UCBS-1004 \3,500(税込)
ユニバーサル

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| 01. |
イントロダクション |
| 02. |
次なる扉 |
| 03. |
春花 |
| 04. |
白い鳥(翼に夢を) |
| 05. |
鐘つき鳥 |
| 06. |
風 |
| 07. |
大地の詩(新曲:上松美香) |
| 08. |
時間のはじまり(新曲:上松美香) |
| 09. |
『となりのトトロ』〜風の通り道 |
| 10. |
『魔女の宅急便』〜海の見える街 |
| 11. |
銀河鉄道999 |
| 12. |
『キャンディ・キャンディ』〜オープニング・テーマ |
| 13. |
『キューティーハニー』〜テーマ |
| 14. |
ルパン三世のテーマ |
| 15. |
コーヒー・ルンバ(ホセ・マンソ) |
| 16. |
エル・カスカベル featuring 踊る大捜査線 |
| 17. |
晴れた日に(新曲:上松美香) |
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| 南米音楽で、ライブではお馴染みの「鐘つき鳥」や「コーヒー・ルンバ」から、人気アニメ作品のカバーや、このライブ用に書き下ろした新曲3曲を含むオリジナル楽曲など、今の上松美香の魅力を余すところなく伝える、2006年5月21日、スイート・ベイジルでのライブを収録したDVD。後半の「キューティーハニーのテーマ」から「ルパン三世のテーマ」での楽しい盛り上がりも最高です。特典映像のバックステージの模様もファンには見逃せません。 |
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CD:UCCS-1071 \3,000(税込)
ユニバーサル

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| ユニバーサル移籍第1弾!オリジナル曲で構成されており、自身が作曲した「春花」「タラの丘にそよぐ風」「Eternity 〜悠久〜」など、これまで以上にアーティスティックに成長した上松美香に出会える。フィドルを入れてアイリッシュ・ミュージックに挑戦した「妖精の踊り」の躍動感も素晴らしい。ボーナス・トラックには、「アルパグランフェスティバル」でアルパ65台で演奏したライブ録音「アルパ組曲〜」を収録。 |
2006/10/20(金)海老名市文化会館 小ホール
開場 18:30 開演 19:00
お問合せ:あつぎミュージックドリーム 046-297-3933 |
2006/10/22(日)大本山金戒光明寺(京都)
開演 18:30
出演:木住野佳子(ピアノ)/上松美香(アルパ)
お問合せ:京の華舞台実行委員会事務局 075-213-1370 |
2006/11/02(木)長岡リリックホール
開場 18:30 開演 19:00
お問合せ:(財)長岡市芸術文化振興財団事務局 0258-29-7715 |
2007/01/13(土)八王子市芸術文化会館いちょうホール
開場 13:30 開演 14:00
お問合せ:アーティストステージ 042-349-0626 |
2007/01/21 (日)長野県県民文化会館
開場 13:30 開演 14:00
お問合せ:アーティストステージ 042-349-0626 |
2007/01/28 (日)Club IKSPIARI
開場17:00 開演 18:30
予約コール:Club IKSPIARI 047-305-5700 |
2007/02/03(土)福島市音楽堂
開場 13:30 開演 14:00
お問合せ:アーティストステージ 042-349-0626 |
2007/02/23(金)練馬区立練馬文化センター
開場 18:30 開演 19:00
お問合せ:アーティストステージ 042-349-0626 |
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南米パラグアイの音楽のみならず、アイリッシュ・ミュージックにも深い関心を寄せている上松さん。このプレイリストも、そのジャンル横断的な、自由な感性が反映されたものとなっていると思います。
「チーフタンズは、他にもたくさんCDを持っているんですけど、この『ケルティック・ハープ』が一番好きかな」
「“ベネズエラ風ワルツ”をやってた人誰だっけ〜、名前が思い出せない。ギター奏者でこの曲をやっている方いらっしゃいましたよね(笑)」
*アントニオ・ラウロ作の「ベネズエラ風ワルツ」は、村治佳織さんの『CAVATINA』収録のものを選ばせていただきました。
「久石さんの“『風の谷のナウシカ』〜鳥の人”なんですけど、もし配信がなかったら「ナウシカ組曲」という形で収録されている『ピアノ・ストーリーズ』でもいいですよ」
ちょっと意外だったのが、このフォーキー・ソウルの人。
「ラウル・ミドンはたまたま深夜のTVを見ていたら流れてきて、この凄いギターは何だろうと思って、勿論、歌も好きなんですけど、メモしてすぐにCDを買いました」
「槇原さんは、DVDを最近見て凄く良かったんですよ。武道館で初めてコンサートをやった時のDVDなんですけど、160人のオーケストラとコーラス隊と一緒にやっている夢の舞台というもので、全部槇原さんがプロデュースしていて、ホント、笑顔、そして涙っていう感じで、すごく影響されました」
本場パラグアイのアルパ奏者(アルピスタ)のCDも、プレイリストには当然入ってくるのですが、日本では入手が難しいこともあり、参考に1枚だけ、こちらで選ばせていただきました。
*M2、M8の関連楽曲として紹介してあるものは、こちらでOnGen配信楽曲の中からピックアップしたものです。 |
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