| 1920年、ポルトガル生まれの女性シンガー。ポルトガルを代表する民族音楽、ファドを世界に知らしめた最大の功績者で“ファドの女王”とも呼ばれる。細やかな節回しと、ゆったりと大きな抑揚を持つファドを、メリスマと呼ばれる小節を多用しつつ歌い上げ、ポルトガル以外でも高い評価と人気を獲得。50年代以降に数多くの録音を残し、「暗いはしけ」「涙(ラグリマ)」「かもめ」など彼女の代表的な曲は、ファド史上に輝く名曲としても聴き継がれている。中でも、55年にリスボンのクラブでライブ録音された「カフェ・ルーゾのアマリア・ロドリゲス」は名盤中の名盤といわれている。 |