渋谷のワンマン、仙台AARABAKI ROCK FEST.'06出演と、大盛況ライブを終えたばかりの関西出身の5人組バンドBahashishi。結成からわずか2年という短期間でTBS系テレビ『CDTV』の5月度エンディングテーマに起用されるなど、今注目は高い。
Bahashishiとはスワヒリ語で“こころ”という意味を持つ。『音楽の中に在る心の世界』のテーマのもと、歌の世界観を引き立たせる演奏が、差し込まれるフレーズの1つ1つを味わい深く演出する。そして何より女性ボーカリストのユラリのすごさ!!偉大なほどの存在感、それでいて聴き手を暖かく包み込んでくれる歌声力。まさに心に沁みこんでいく味わい深い珠玉の歌声。
あなたもデビューアルバム『心の世界』を聴いて、Bahashishiの描く柔らかな世界を感じてみてはいかが!?
結成2年目、メンバー全員が22、3歳という、あらゆる意味で若いバンドにあなたはどんな音楽を期待するだろう。感情を直接的に叩き付けるパンク・ ロック?街の動的な風景を言葉とビートで綴るヒップホップ?そうした音楽も大いに結構だけれど、その歌声に誘われるがままジャンルや時代を超える豊かな 音楽の旅に出掛けることの出来る音楽が鳴らされるとしたら?
Bahashishiの音楽性は、70年代のシンガー・ソング・ライター的であったり、ブレイクビーツ的なリズム・パターンをオーガニックに聴かせる曲や4ビートのスウィング・ジャズ、はたまたサンタナばりのラテン・ロックがあったりと、表現の幅は相当に広く、押しと引きを心得た演奏も実に隙がない。その中心には女性ヴォーカリスト、ユラリの歌が揺るぎなく存在していて、ジャンルやテクニックを云々する前に広く大きな“うた”が聴き手をあたたかく包み込んでくれる。
Bahashishiと共に心の旅へ出かけよう。
……from 音楽ライター 小野田 雄