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三作に渡って小野リサが“Romance Latino”と題した爽やかな風を届けてくれる。今回ご紹介する第三弾『Romance Latino vol.3』は、「Caliente(暖かさ)」をテーマにキューバの伝統的な音楽スタイル・ソンを取り入れたラテンミュージック。その中から「カチート」、「ビロンゴ」(共に先行配信バージョン)の2曲、さらにアルバム未収録曲となる「サボール アミ(アルバム未収録バージョン)」(こちらはダウンロードでの販売のみ)が到着。そして、ファンとしては嬉しい、彼女本人から今作に込めたテーマ、思いを語って頂いた。
「今年はラテンをテーマに(自分自身)耳馴染みな曲をセレクトしました」と作品を通じ、彼女が親しんできた音楽を身近に感じることができる。「第一部は、“洗練”ということで(ラテンに)ボサノヴァを融合させたようなアルバム。そして第二部は“ロマンティック”。押さえ気味のバラードをロマンティックに歌っています。そして三部では楽しげにステップを踏んで踊れるような作品で、楽しさだけじゃなく、素朴さを表現したあたたかいアルバムになってます」。意図的に取り組んだ連作ではなく、ごく自然に生み出された曲で、「当初はニ枚組みで出す予定が、作っている間に三枚組みへとなってしまいました(笑)」と収めきれなかった曲もかなりあるのだとか。でも、ご安心あれ。この貴重なアルバム未収録曲は、OnGenでご紹介。要チェックを。 ここ数年彼女が続けている“音楽の旅”の中で、ハワイ語やイタリア語と、その地の言語にも挑戦してきた彼女。今回は「スペイン語とポルトガルがミックスしたような“なまり”がありますね(笑)」と謙遜気味だが、「言葉の持つ空気感ってありますよね。やっぱりオリジナルの言語が合う。スティービー・ワンダーなら英語、ボサノヴァはポルトガル語、『見上げてごらん夜の星を』は日本語がいい」と話し、その音楽、文化に対し、流れに逆らわずに自然に溶け込んでいくのが彼女流のスタイルだ。 そして、ラテンについては次のように語る。「ラテンの人は愛情表現を大切にします。恋人になってもらうために夜通し窓辺でセレナーデを歌うなど、言葉を表現する上でロマンティック(に伝えること)が一番大事。映画を見ても昔の人は“あなたが好き”と伝えるだけでも本当に表現の仕方が粋な感じ。その素朴さを今の人には忘れがち。」 そう、彼女の歌からはその“素朴さ”がひしひしと伝わってくる。ボサノヴァやラテンといった音楽にあまり馴染みの無い方も、構えずにごく自然に耳にしてもらいたい。そうする事が何よりも彼女の届けてくれる風を感じることができるのだから。(Text/藤村実) |
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※詳細はオフィシャルサイトでご確認ください。
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