キャリア18年を誇り、ジャパニーズ・ヒップホップの兄貴的存在としてシーンに君臨する童子-T。自身の体験談を赤裸々に綴るシリアスなリリックに、渋い声で落ち着きはなったフロウを乗せるスタイルが彼の特徴だが、旬のアーティストの才能をいち早く見出しては、デビュー前に自分の作品に参加させる独自のコラボが近年人気を集めている。特に記憶に新しいのが、今年リリースされた「もう一度…feat.BENI」だろう。BENIこと安良城紅をフィーチャーし切ないラブストーリーに仕上げた本作は、着うたで150万ダウンロードを記録。自身最大のヒット曲となったのだ。そして、このヒット曲「もう一度…feat.BENI」を筆頭に、ラブソングだけを収録したコンセプトアルバム『12 Love Stories』を完成させた。共演アーティストは青山テルマ、加藤ミリヤ、清水翔太、JUJUなど、若者から絶大な支持を得るシンガーばかり。今回のデジタルエディションでは10曲の配信となるが、童子-Tが贈る愛の物語をたっぷり堪能していただきたい。
ノラ・ジョーンズ・バンドのベーシスト、リー・アレクサンダーのプロデュースでデビューした大都会の吟遊詩人、エイモス・リー。フォーキーでソウルフルな歌声が優しい温もりを伝えてくれた2枚のアルバムに続き、ブルーノート3作目となる『真実をさがして/last days at the lodge』がリリースされる。アコースティックな質感の中に、ブルージーで陰影に富んだ表現力が光る傑作だ。